2008年3月27日
政治の選挙戦に関心のある人なら誰でも知ってるように、同じイベントでもメディアによってかなり異なる形で報道できます。先月の6000件近くのクリントンとオバマについての記事をメカニカルタークに放り込み、各記事が各候補者について好意的か非好意的かを分類してもらいました。Googleニュースからソースを限定して収集した記事と、Diggのフロントページヘッドラインを使用しました。
下のグラフは、好意的記事の各メディアソースごとに集計したものです。(Pro-Obamaは、オバマに好意的) Diggの記事は、飛び抜けてオバマに好意的です。

次のグラフは、日付別にすべてのニュースの各候補者への好意度を示したものです。背景状況を提供するため、Intradeのマーケット予測のオバマ株における変化と比較しています。

この実験の詳細:
まず、”バラック・オバマ”と”ヒラリー・クリントン”それぞれに対して、別々に検索をかけ、データセットを用意しました。これは、グーグルニュースやDiggの検索結果が、その記事がどのように候補者について書かれているか強調するという点で有意義だったと思います。
次に、ターカー(メカニカルタークでの協力者)に各記事のヘッドライン、検索結果の一部、リンクを見せ、その記事が各候補者に対して 肯定的、中立的、否定的かを回答してもらいました。
各記事に対する点数を平均化することによって、好意性の測定基準にしました。プロ・オバマ(オバマに好意的)な記事とアンチ・ヒラリ(ヒラリーに非好意的)な記事をともに1とし、その逆のアンチ・オバマな記事とプロ・ヒラリな記事をともに-1、中立的な記事を0としました。
したがって、もしすべての記事がオバマ氏に対して好意的または、ヒラリーに対して非好意的であれば、レイティング(率)は100% またはその逆の-100%になります。
このデータは非常に多くのノイズを含んでいます。というのも、好意的かどうかというのは、期待、感情、また新聞紙が選んだ対象イベントなどといったすべての組み合わせに左右されるので、非常に微妙な質問です。これらの事象はどれも確実に評価したり、定義することさえ難しいものばかりです。(また、回答者のメディアバイアス(メディアに対する偏見)も、また問題を複雑にしています。)
このように冷静に考えると扱いづらいとはいえ、Diggとそれ以外のソース間での違いは統計的に顕著 ( t-test , p<.001)という結果を得たという事実は、データは何らかの本質を示しているはずです。ちなみに、主流メディア内での違いは、統計的に特に著しくありませんした。
- Brendan , Chris , Lukas , Mike
(訳 Eri)